みんなのカルテ 保管庫





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332 冠動脈解離・急性心筋梗塞

アルカパの宿屋の娘(都下) (女性)
2011/12/22 (Thu) 18:05:15

私は都下在住の女性です。
(満45歳2ヶ月の時に突然発症。その時にはたまたまパートを辞めていて専業主婦でした。)


○2011年3月15日(火)の動向

のっぴきならぬ所用や日常の買い物等で自宅から市内を自家用車で移動していました。(自動車移動時間の方が、道を歩く時間よりも長かったです。)


○2011年3月21日(月)の動向

市内のメイン駅付近での買い物の為に、やはり自宅から自家用車で市内を移動しておりました。(3/15日同様、自動車移動時間の方が、道を歩く時間よりも長かったです。)

ちなみに両日とも、私の在住している都下の市では雨は降ってはおりませんでした。

○発病前までの生活スタイル等:
やせ気味体重。飲酒は殆ど無し。タバコは一切やっていません。
タバコの紫煙の害に曝される事も、ほぼ無い生活を送っていました。
今年春位から「福島原発の放射能情報」に疑念を抱く様になるも、積極的にネットで情報収集する訳でもなく、自己判断で「食べ物・飲み物」「布団や洗濯物を外干ししない」「風邪の強い日はマスクを掛ける」と言った事を行っていました。

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以前から日ごろの運動不足を気にしていて、一念発起。

1年7ヶ月程前から、女性専用の有酸素運動のサーキットトレーニングのジムに通い出し、通い出した当初は週1回のペースが、ここ一年位前からは週3回ペースで無理なく楽しく有酸素運動を行ってました。

特に身体の異常は感じてはいなかったものの、自身が中年域年齢と言うこともあり、今年の2011/10/13、夫の職場の健保の斡旋で某病院の人間ドックを受診しました。

下記は主に「心臓関連の数値」のみを列記しました。


(*当日帰宅時前迄に出た検査結果だけの判定では、
「特に異常なし。来年も人間ドック受診下さい」とだけの説明がありました。)


○BMI=18.1

○収縮期血圧=118

○拡張期血圧=70 → 心電図は異常なし 


【糖代謝】

○空腹時血糖94mg/dl

○HbAic=4.6%

○空腹時インスリン:1.47

○HOMA-R:0.3


【脂質代謝】

○総コレステロール:199mg/dl

○LDLコレステロール:102mg/dl

○HDLコレステロール:80mg/dl

○中性脂肪:60mg/dl

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<時間経過並びに症状>

○11/19(水)
【11/13日(木)某病院にて人間ドックを受診してから、丁度6日後の事】

自宅でのんびり、居間に座って静かにしていた15時半~16時半に掛けて

・両手の鎖骨のしびれ

・口の中の歯の痛み

が感じられました。人間ドックで「特に異常なし」判定だった事もあり、

(当日午前中に行った有酸素運動ジムで手の筋肉を使い過ぎての不調か、満45歳と言う自身の年齢からして、とうとう更年期障害が出始めてしまったのか?)

としか疑わず布団の中で横になって休んだら、一時間程度で症状はすっかり治まりました。

11/21(金)

自宅食卓で夕食後のお茶をゆっくり飲んでいた19:45、突然「激しい痛み」に襲われのたうちまわりました。

(激しい鎖骨の痺れ・激しい口の中の歯の痛み・激しい胸の痛み)

脂汗がタラタラと噴出し、途中で一瞬「私、このまま死ぬかも」と頭を過ぎったり、「119通報しようかな」と思ったのですが、予め夫からメールにて「当日21時半頃帰宅する」と受信していたので、苦しみに耐えながらも夫の帰宅を待ちました。

21:45頃になってやっと夫帰宅。

夜間救急外来診療の病院へ自家用車で、夫に連れられ行きました。

(これまで、心臓病での通院歴も心臓病の症状も一切無し。11/13の人間ドックでも異常なしだったので、心臓病なので救急車を要請する・・・と言った選択は全く考えられなかったのです。)


10/21(金)午後10時過ぎ

「冠れんしゅく性狭心症の疑い」と診断されました。

「今後本格的な心臓の検査をするべき」とか「具体的な医療機関の紹介」も一切されず、

単に「ニトロペン3錠のみ」処方され帰宅。

○10/22(土)

午前7時過ぎ

布団の中で目覚めた時に、鳩尾の奥に少し痛みを感じるも「昨晩、苦痛で身体を強張らせていた為の筋肉痛」と、自己判断。

午前7時50分頃

サンドイッチ2つにブラックコーヒー一杯で朝食を済ませ、居間で横になって身体を休めていました。

午前8時20分頃

前日の21日程ではないにしろ 
<激しい左鎖骨から手首迄のしびれ・激しい口の中の歯の痛み>
を感じ、昨晩行った病院に電話連絡の後すぐに向かう。電話対応した、昨晩私を診断した医師に

「ニトリペン錠」を舌下に入れて溶かす様指示を受ける。

心電図・血液検査の結果「緊急に心臓カテーテル検査が必要」との診断で、近在する某病院に救急車で搬送。
ストレッチャーで救急車に乗せられた直後、救急隊員により「ミオスプレー」を口内に一噴射されました。

(その救急搬送された某病院は偶然にも、丁度9日前に受診した人間ドックで<異状無し>判定をした病院でした。)

10:35頃某病院に到着。

ERに運ばれ、その場で各種検査等した後、緊急で心臓カテーテル検査実施。


「緊急搬送先の某病院で、その時に測定された値並びに記載文面」


診断名:急性心筋梗塞

合併症:冠動脈解離

入院日:2011/10/22

発症日:2011/10/22

心臓カテーテル検査:2011/10/22


maxCPK:277

EF:正常

BNP:72


◆冠危険因子
高血圧・高脂血症・糖尿病・高尿酸血症・肥満・喫煙・家族歴→全部無し


緊急心臓カテーテル検査終了後、医師より私と夫に対して下記の様な説明がありました。

「冠動脈左回旋枝14番の血管の内側が何らかの理由で裂け、心臓を圧迫していた」

「若い女性にまれに起こる病気」

「最近、近親者を亡くしたりとかの強いストレスを感じる事はなかったか?」


誰しも抱えているだろう、日ごろの「ちょっとしたストレス」を私は確かに持ってはいた物の(=福島原発放射能漏れにはストレスを感じたのは事実でした)、近親者は皆健在。
自身も救急搬送前まではすこぶる元気。


「強いストレス」を自覚していなかったのでその旨、医師に告げました。


その後ICUに丸二日・HCUに丸一日入った後、心臓病の一般病棟の病室に移動となりました。


11/10(木)

21日間の入院生活の後退院。

退院に当たって医師より下記の説明あり。


○患者症例としてはかなり少ない(=珍しい)。

○そして患者としては『若い女性(*´・ω・)』が罹患する病気。
(閉経終えた年代の女性が罹る心臓病ではなく、発症年齢が若い部類の女性が罹る心臓病と言う意味で、私は受け取りました。
実際、私のパターンの急性心筋梗塞・冠動脈解離患者は出産時に発病するケースもある・・・と説明を医師から受けました。)


○医師の説明によると、この病院が設立されて10年経過。その間、私と同じ症例の「冠動脈解離・急性心筋梗塞」の女性患者は私でたった二人目とか。

○【急性心筋梗塞 冠動脈解離】と言う病名がカルテ上では付いてはいるものの、実際の所、心筋の壊死はゼロで済んだ。

○病名所見の<急性心筋梗塞>を取り払っても構わない程度である。

○「左回旋枝」と言う、左後ろ側の回りこんでる14番冠動脈箇所がスッパリと裂けた。

○心臓カテーテル検査時に、普通の心臓カテーテル検査患者と比較して相当私が痛がっていた様子から、私の心臓は生来過度の緊張やストレスで震えが出てえてしまうタイプであり、得てしてそういったタイプの心臓の持ち主の女性は先天的に、血管内部が柔らかくで剥がれ易いタイプがまれに存在する。

○三層構造の冠動脈血管の真ん中(=二番目の血管)の、「内側の細胞」が剥がれ真ん中の二番目から漏れた血液が、一番外側の三番目との間に血液が溜まり、溜まり過ぎて最終的には冠動脈が裂けた。


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○入院中~から自宅帰宅している今も『服用している薬』

○シグマート錠5mg(C-21F 5):一日3錠(朝・昼・夕 食後30分)

○マグラックス錠330mg(YO MG1):一日3錠(朝・昼・夕 食後30分)<便を柔らかくして、排便を楽にする薬>

○プルゼニド錠(PSN):一日2錠(朝・寝る前)<下剤>

○ソラナックス0.4mg錠(UPJOHN 72):一日3錠(朝・昼・夕 食後30分)

○(15mg)タケプロンOD錠(212 15:15):一日1錠(朝 食後30分)

○ブロプレス錠8(297:8):一日1錠(朝 食後30分)

○ニコール錠2(KH 208 KH208 2):一日2錠(朝・夕食後30分)

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11/22(火)病院内での心臓リハビリ運動に当たっての前検査の為通院

★検査結果は医師からは至って正常との説明あり

BMI=18

HbA1l(6,5%未満):4,5

悪玉コレステロール(LDL-C:100未満):90㎎/dl

善玉コレステロール(HDL-C:40以上):69㎎/dl

中性脂肪(150未満):72㎎/dl

BNP:6,5pg/dl


「心機能」
左室駆出率=正常


今回の結果で、医師により心臓血管リハビリが可能判定。
(一応・・・と言う事らしいが、ニトロペン錠5錠を処方される)

担当医師には「いづれ、倒れる前の普段通りの生活に戻れる」と、太鼓判を貰える。
(流石に激しい運動は、難しいかもしれない…との事)

この病院では「原発飛散由来のセシウムによって、私の心筋が侵された可能性」については、一切説明がありませんでした。

医師からの説明通り、私が先天的に『血管内部が柔らかくで剥がれ易いタイプ』だったとしても、発症の直接原因が内部被爆だとしたら…と思うと哀しくて仕方がありません。

体内被爆も大気からの被爆もとても恐ろしい事ですから。


11/24(木)自分の病気の原因に全く覚えが無かったので、自費で尿検査したら下記の様な結果が出ました。

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ヨウ素-131 結果:不検出  検出下限:0.067Bq/kg

セシウム-134 結果:0.12Bq/kg 検出下限:0.059Bq/kg

セシウム-137 結果:0.14Bq/kg 検出下限:0.054Bq/kg

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○私の診断書内容(申請患者数が多いらしく、入手に一ヶ月以上掛かりました)


入院の原因となった疾病名:冠動脈解離、急性心筋梗塞

疾病原因:原因不明

発症から初診までの経過:

平成23年10月22日 胸痛を主訴にZ病院(=自家用車で夫に連れられて行った、自宅から近い夜間救急外来診療の病院)を受診。

急性冠症候群の疑いにて当院に転院搬送となった。

同日、緊急心臓カテーテル検査を施行したところ、左回旋枝に99%狭窄あり。

IVUS観察してみたところ、回旋枝近位部から解離しており、狭窄部位は血腫で左排されていた。

内服管理を行い、労作にても胸痛、心電図変化が無い事、冠動脈(64列多列化)CT検査を確認し11月11日と退院となった。


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医師の説明では

・私の心臓は生来過度の緊張やストレスで震えが出てえてしまうタイプだった可能性あり。

・得てしてそういったタイプの心臓の持ち主の女性は先天的に、血管内部が柔らかくで剥がれ易いタイプがまれに存在する。


との口頭説明を受けた物の、実際の診断書には「疾病原因は不明」。相当困惑しました。

大きく問題が無い程度ではありますが、紛れも無く私の尿からセシウム134とセシウム137が検出されたのですから、今回の発症は「内部被爆」による「血管内膜炎」を私は強く疑っています。

現在、病院で処方された薬を服用し自宅静養に努めています。そしてなるべく外出は控えています。

市内に住んでいる身内の人間に食材の買出し・調理を頼ってるのが実情です。

お陰で、薄皮が一枚一枚めくれるかの如く、物凄いスローペースながらも、体力が戻って来ているのが自覚出来る様になっと最近なりました。
ただ、健康だった時と比較すると哀しいかな、「別の意味で生まれ変わってしまった」かの様な身体の状態・生活様式になってしまいました。

しかしながら体調の良い時には、病院の理学療法士より指導された「心臓リハビリ運動」をゆっくり自分のペースでこなしています。

強く強く、今後を生き抜いて行く為に・・


追記 2011/12/24 (Sat) 20:57:01



(クリックで拡大)

2011/12/08 通院した際の、最新の私の血液検査結果を添付します。

主治医は

AST(GOT):18
ALT(GPT):16
ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチ:6.1

の三項目検査値、そして特に「ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチ:6.1」を指しながら「大変順調に回復しています」と、私に笑顔で説明を行いました。

(ちなみに私は、主治医には「尿からセシウム134・セシウム137が紛れも無く検出された事実」を一切告げてはおりません。)

大変順調に回復している事実は、正直とても嬉しく思いました。しかし「内部被爆による冠動脈解離・急性心筋梗塞の可能性」を強く疑念を抱いている私は、やはり「今回病気になっ
た理由に内部被爆の可能性も認めて下さる」セカンドオピニオンの先生を求めているのが現状です。

私が健康を本当に取り戻すには、現在主治医から受けている「内服での治療」と理学療法士による「心臓リハビリ運動」が必須なのは当然として、「私の体内に確実に存在しているセシウム134・セシウム137の低減」は治療の主軸の一つであるだろうと考えているからです。

退院後、これ以上外部・内部被爆数値を増やさぬ様に、無駄な外出は一切避け、飲食・飲水には最大限注意を払いながら、正直な所日々ビクビクしながら生きています。

(救急搬送後緊急心臓カテーテル検査後にICUに入った際、夫だけには「急性心筋梗塞での死亡確率は5%」と主治医は告げていたそうなので。)

311前の健康な身体に戻りたい・・・痛切に希望しています。

追記2 - アルカパの宿屋の娘(都下) 
(女性) 2011/12/25 (Sun) 23:04:37
【2011/12/25 追記】

 自費で尿検査を受けたのは、山形県鶴岡市「㈱理研分析センター」で、下記結果報告を受けたのは2011/11/24(木)です。 
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ヨウ素-131 結果:不検出  検出下限:0.067Bq/kg
セシウム-134 結果:0.12Bq/kg 検出下限:0.059Bq/kg 
セシウム-137 結果:0.14Bq/kg 検出下限:0.054Bq/kg 
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