みんなのカルテ 保管庫





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351 慢性甲状腺炎(橋本病)、不整脈、動悸、体重減少、睡眠障害、花粉症の消滅、時折頭痛等


 paco (女性)
2011/12/29 (Thu) 21:01:01
(埼玉南西部在住、都内勤務の49歳女性)

<事故後の主な行動と症状、検査結果等>

3月11日~14日の4日間は外出せず。

3月15日:花粉症マスクをして朝7時に埼玉を出、1時間バスを待ち10時に都内で出社。昼休みは10分程外を歩く(マスクなし)。16時頃濡らしたタオルハンカチを当てたマスクとショールを被り退社、服は全て廃棄、帰宅後念入りにシャワー。
3月16日:知人に朝車で送ってもらう際、雨上がりで塗れていた車のドアのレバーについ素手で水滴に触れてしまい、車内でウエットティッシュでよく拭いたが、後で指先がピリピリした。

※以降、毎日マスクとコットン手袋、帰ったらシャワー、外で着た衣服の洗濯は徹底して普通に勤務。
雨には特に注意し、防水素材のコートとレインブーツ、使い捨てビニール手袋。

食事は汚染地域の野菜、牛、魚、牛乳を避ける程度で水は南アルプス天然水、調理には6月まで水道、それ以降はスーパーの浄水と海外ミネラルウォーター。
外食も5月以降は特に控える。

3月19日~21日の3日間は外出せず。

4月初旬、吹き抜けのセミオープンエアーのカフェでマスクをしていないときに、風が吹き込み、鼻の奥に強烈な金属的刺激を感じて、鼻水がとまらなくなる。
4月 一度、料理に入っていた牛乳が千葉富里工場だが福島産混入と後でわかる。
5月初旬には那須に1泊、筍や山菜等を摂取(あとでリンゴをとる)。
車の後ろに黄色い粉がついていたため、危ないと思ったが放置もしたくなく、マスクと手袋をして水をかけながら拭き取り、何重にも密閉して捨てた。
5月の連休終わりに、家の大掃除。マスクと眼鏡をしていたが、埃を吸い込んでしまい、以降1ヶ月ほど、肺の不快感が続く。

6月から動悸、地元の病院で心電図、胸部レントゲンで異状なしとのこと。放射能のことは互いに触れず。
前に屈むと耐えられないほどの胸痛もあったため、同月に再度、都内の大学病院でも心電図と血液検査。ごく軽度の不整脈(期外収縮)。
心筋梗塞等の際に高くなる数値に異状がないことから、精神的なストレスではないか、希望すれば精神安定剤を出すと言われる。
後日電話があり、逆流性食道炎かもしれないが良い薬があるが試すかと、治験を匂わすことを言われる。
[検査数値]
・酵素 AST15、ALT8、LD141、CK45
・白血球数は4900
 (好酸球9.6、好塩基球0.4、好中球56.9、リンパ球28.4、単級4.7)
・赤血球数は407
(ヘモグロビン12.2、ヘマトクリット36.1、MCV88.7、MCH30.0、MCHC33.8)
・血小板数28.0


6月中旬は、軽井沢でフランス料理を2回(魚は日本海)(あとでスピルリナをとる)。
7月は、蓼科に2泊3日で保養、胸痛がやや軽減。
8月中旬に那須に1泊で帰省後(自宅菜園の食事等)、胸痛がぶりかえし、新米等の懸念もあるため8月後半より昼は完全に昨年の玄米のお弁当(それまでは輸入小麦粉のバゲットやベーグル等を買っていた)。

9月、神戸に2泊3日で旅行、この間胸痛はやや和らいだ気がする。

10月初旬の職場の定期健診結果が10月末に出る。
[検査結果]
・白血球が昨年の6200から3900に減
・中性脂肪が昨年同様37と低い
・心電図は昨年は「異常なし」が今年は「正常範囲」
・体重が6キロ減
等が気になり、動悸と体重、白血球減少のキーワードで検索、甲状腺機能亢進であるバセドウ病を疑う。(簡易検査のため、白血球分画や血小板はなし)


11月22日、新宿の人込みに外出時、たまたま手袋を外して
いるときに、右手親指付け根近くに、赤い針で指したような傷を帰宅時に発見(出血はなし)。
その後数週間、右手の筋や右肩まで凝るような感覚を覚え、α線核種による皮膚からの外部被曝を疑う。
(普段は、エレベータボタンやつり革、自動車のドアのハンドル等も素手で触らないよう気をつけていた)。

12月初旬、甲状腺の血液検査を受け、甲状腺機能低下である慢性甲状腺炎(橋本病)と診断される。特に治療は不要といわれ、被曝の言及はなし。
[検査数値]
・抗サイログロブリン抗体(TGab)が5.98U/ml
・抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(TPOab)が93.8U/ml
でともに陽性。
・FT4は1.0ng/dl、FT3は2.9pg/ml、TSHは1.70/μU/ml
と正常範囲。
・白血球数は4900で6月時に戻る。
(好酸球は9.3、好塩基球は0.2、好中球は51.9、リンパ球は32.0、単級は6.7)
・赤血球数は409
 (ヘモグロビン12.4、ヘマトクリット37.9、MCV93、MCH30.3、MCHC32.7)
・血小板数32.9
同日、婦人科も受診し、昨年はなかった子宮頚管ポリープを2つ発見、1つはその場で処置、もう1つは放置。
時々卵巣のあたりがチクリと痛むが腫れはないといわれる。
もとより子宮筋腫あり(2cm)


12月中旬:
都内で瓦礫を燃やし初めた時期と呼応して、喉の締め付け感を感じ、これ以降胸痛も酷くなる。
また、燃やした当日は、シャワー時、突然腰部に赤い発疹がブツブツと出た。

<原発事故以降のその他の症状と対策等>
・鼻腔の刺激感は常に感じるため、24時間マスク(花粉症用+濡れティッシュ)。
 水道水で濡れティッシュにしたところ唇の皮が酷く荒れたことがあったため、RO水かミネラルウォーターで濡らしている。
・目のショボショボ、ヒリヒリ感も大抵感じている。
・睡眠障害:12時前後に普通に就寝するが、3時台から5時台の朝早い時間にいったん目が覚めてしまうことが多い。その分はときどき休みの日に多めに眠り補給。
・現在のところ、仕事でのミスや効率低下はないように思うが、勤務後の疲労感はあり家では不注意で火傷を3回。
・やや躁鬱気味。1999年頃も鬱を経験、通院投薬はせず旅行で回復。
 (父方の祖父がノイローゼで退職、叔母が統合失調症と、メンタル面が弱い家系のため、ストレスを抱えすぎないよう普段から気をつけている)
・震災前からだが、左胸が定期的に痛む。母方の叔母は40代で乳がんで死亡。
・食べても太りにくくなったが、特に食欲の増大は見られず、時々1~3食抜いても平気な場合もある。
・アルコールに強くなった気がしており、脳の中枢神経の被曝との関連を疑い、今後は控えるかやめることを検討。
・飲んでいなくてもときどき二日酔いのときのような尖った頭痛があるが、常にではなく、耐えられないほどでもない。
・口角炎には数度かかった(口内炎はなし)。
・倦怠感は311以前よりあり、だるさによる病欠や遅刻が増え気味。
・足がつることがたまにあった。
・鼻血・下痢はなし、ただ、なぜかお腹がゴロゴロ鳴ることが増えた。
・咳は滅多に出ない(1日20回はうがい、ただし水道水が多いのでRO水に変えようと思う)。
・洗濯物を素手で触るとピリピリするため、掃除洗濯は手袋マスク眼鏡とナイロンのパーカーで防御している。

<過去の疾患等>
・大病の経験はないが、元から免疫系が弱く、年1、2回風邪による熱が下がらず、1週間ほど寝込むことがある(夏と冬)。
・炎症反応が高く跳ね上がるが炎症箇所がわからないことがある(CRP値が1.9とか4.6とかそれ以上も)。
・胃腸も本来弱く、10年ほど慢性胃炎気味、急性腸炎も2回あるが、原発事故後は胃腸の調子はほぼ正常(ごくたまに胃が重いことはある)。
・呼吸器系も弱く、3歳で肺炎で危篤になった。1998年に急性上気道炎で激しい咳がとまらず声が出なくなり15日入院。
・昨年春は結膜炎に。飛蚊症もあり。視力は元から低下中。
・食物アレルギーはないが、猫アレルギーとハウスダストによる通年の花粉症。ただし、爆発後ほとんどクシャミ鼻水の症状が消えた。
・薬の副作用が出やすく、過去に数回一時的に喘息になったが、気管支拡張剤(テオドール)を飲むと、動悸、不眠、躁鬱など今出ている症状に似た副作用が出た。
・3年前、舌をかんだところが潰瘍化し、また頬に血豆ができることが増えたため、金属アレルギーと言われ、セラミックに変えて改善した。
しかし口腔内が敏感で、化学調味料等のついたものやスナック菓子等を食べたりストレスを感じると即時に血豆ができる。

<普段摂取しているもの等>
・朝はローフードで酵素をとる(生の果物、バナナやマンゴー等)
・乳酸菌(米とぎ汁で起し、豆乳ヨーグルトをほぼ毎晩)
・生味噌も毎日。パンに亜麻仁油やオリーブオイルと一緒に塗る。
・油はトランス脂肪酸を避けオリーブオイルがメイン。
・ワインか、ビール酵母を溶かしたビールを夕食時に数杯。
・抗酸化作用のあるお茶やハーブティ(ルイボス等)
・リンゴペクチン入りの無糖ジャムや皮ごとりんごジュース
・ドライフルーツやナッツ(トルコ産は避ける)。
・外食後はスピルリナかペクチンを含むものをとる。
・卵、牛乳はやめたが、バターと輸入チーズは適量摂取。
・もとから肉魚が得意ではなく、大豆製品が主で、夏以降は8割ほどはベジタリアンに近い。
また、独断だが、カルシウムを溶かし出し、ストロンチウムを取り込むのではと懸念して、白砂糖の摂取を極力控えている(マクロビに近いメニュー)。
・食事はすぐ食べないときはラップやふたなどをして埃の混入にも気をつけている。